[スーツ・ジャケパン]大人なトラッドを着こなす①トラッドの基本。トラッドを少し知ろう。
大人は、トラッドで行こう
ファッションにはトレンドがあります。色やシルエット、肩幅や着丈、などなど、、、ファッションには旬というものがあり、流行が過ぎれば廃れていきます。つまりいつか「ダサく」なっていくということです。
また年齢も30代40代になってまでトレンドに左右された服選びをするのは考えもので、若い人だから似合うトレンドアイテムを着てしまっては逆に軽く見られます。例えば2010年代前半は、タイトでショート丈のスーツやジャケットが流行りましたが、これを30代40代が着てしまっては説得性に欠けます。
では、
30代40代の男性が選ぶにふさわしいキーワードは、
トラッドです。
早速、辞書で引いてみました。
1.トラッド[名・形動]《traditionalの略》
1 伝統的であるさま。また、そのもの。特に、流行にとらわれないデザインの服装。「―なアイビールック」
2 ディキシーランドジャズのこと。
とのことです。
落ち着きというのは、大人の魅力のひとつです。
そのような雰囲気を自然と醸し出すのにとっておきの方法が、トラッドで着こなす方法です。逆に30代40代は流行りを追うよりも、こちらの方がシックリくるかもしれません。
たとえば、ラベンハムというキルティングジャケットで有名なイギリスのブランドがあります。ラベンハムはもともと馬を保温するために作られたキルティング毛布でしたが、保温性の高さから乗馬にも用いられるようになり、今のような定番的なデザインになりました。日本でも冬場になるとキルティングジャケットを着ている男性も多く見かけます。デザイン自体はどちらかというと中性的なユニセックスデザインですが、男性が来ていてもとてもシックリ見えますよね。あれがトラッドファッションの特徴です。とても落ち着いた紳士に見えてしまうからフシギです。
これを取り入れない手はありません。今では、トレンチコートやPコートもトラッドと呼んで差し支えないでしょう。
トラッドな柄も定着して、選びやすいカテゴリーです。
スーツやジャケパンでは、定番化したスタイルも多くトレンドの振れ幅は、ファッション業界の中でも小さいカテゴリーです。ですが、4,5年も経てばどこか古めかしく見えてしましがちです。そこで、昔から変わらないもの、、、つまり価値があるものをチョイスするのが、このトラッドファッションだといえます。
このトラッドシリーズでは、ジャケットやブランド、素材や柄などを紹介してみたいと思います。
関連記事
-
ジャケパン、スーツにも合うチェスターコートを秋冬に取り入れよう。
トレンチコート,Pコート,ダッフルコート,ダウンジャケットなど、ジャケパンに合わせるコートのニーズも
-
初夏のジャケパンスタイルに問題発生。素足・裸足なら知っておきたい、夏の靴とその対策!
裸足・素肌に靴・革靴 素足に革靴、このスタイルも定番化してきました。軽やかな雰囲気とお洒落さがグっ
-
大人なら、覚えておきたいストライプ。ペンシル、ピンスト、チョーク、ダブル、シャドーいろいろなストライプ
今日は、着こなしの基礎を少し掘り下げて書きます。今回は大半が説明になるので、着こなしについては別のペ
-
スーツやジャパンのジャケットの、流行り廃りを見極めるポイントを知る。
例えば一時期前までは、着丈の短いスリムなジャケットが人気でした。しかし今見るとどうみても浮かれたホス
-
冬のズボンパンツの裾上げ。ウールパンツはダブルでやっぱりスナップボタン。
ズボンの裾上げはいつも迷ってしまいますね。いつもみたいにシングルでも問題ないですが、そこはやはりお洒
-
冬のジャケパンスタイルとダウンジャケットのコーディネイト着まわし術。
寒い冬、見るからに暖かいダウンジャケットの存在は外せません。今回は、そんなダウンジャケットとジャケパ
-
ジャケパンで初対面って失礼ではないですか?定番化するジャケパンはどんな立場なのかみていきましょう。
ジャケパンが市民権を得て久しいですが、ジャケパンはジャケパンですので、スーツよりは格式は下です。初対
-
秋冬のジャケパンのコーデを、考えてみましょう。①秋冬のウール。素材を考えましょう。
秋冬のジャケパンのコーデを、考えてみましょう。ジャケパンも例外ではなく、コーディネイトの基本は素材感
-
[スーツ・ジャケパン]大人なトラッドを着こなす⑥Pコート/ピーコート
定番中の定番となったPコート。トレンチコートやチェスターコートは少しカッコつけすぎていてイヤ!という
-
ジャケパンやスーツの着こなしの重大さを、今更ながら書いてみていと思います。
より良い男になるために当サイトを運営していますが、ちょっと文章を書くのが慣れてきて以前よりは的確に伝